AI採用のフォワード、資金調達を実施 累計調達額は2.35億円に到達

AIニュースの要約

  • 株式会社フォワードが、プレシリーズAラウンド第2弾の資金調達を実施し、累計調達額が2.35億円に達したことを発表。
  • フォワードはAIを用いた採用支援SaaS「エースジョブ」を開発・提供しており、企業の採用の効率化を図る。
  • 資金調達の背景には、少子高齢化や人的資本経営の課題があり、採用活動の重要性が増している。
  • 調査により多くの人事担当者が「攻めの採用」を行う余裕がないことが明らかになり、それを解決するためのプロダクトを展開。
  • 今後は、マーケティングやプロダクト開発への投資を強化し、「世界中の才能を解放する」というミッションを追求する。

AIニュースの背景(推測)

近年、日本において少子高齢化が進み、労働人口が減少する中で、企業における人材採用の難易度は高まっています。これにより、企業は適切な人材を見つけることに苦労しており、人的資本経営の重要性が増しています。また、特にテクノロジーの進化によって、AIを活用した採用手法が注目されていますが、利用の覚束なさから、効率的な採用活動が求められています。フォワードは、このような社会的背景を受けて、AIを駆使した採用支援を提供していると考えられます。また、創業直後に生成AIの技術が社会に登場したことが、より迅速な事業展開を可能にした要因とも推測されます。

AIニュースの内容(詳細)

株式会社フォワードは、AIを活用した採用支援SaaSサービス「エースジョブ」をメインプロダクトとして開発・提供しており、07年10月2日にプレシリーズAラウンド第2弾の資金調達を発表しました。この資金調達により、総合的な調達額は2.35億円に達しました。「エースジョブ」は、従来の採用プロセスを効率化し、企業が求職者に主体的にアプローチする「攻めの施策」を実現することを目指しています。

フォワードが取り組む「エースジョブ」では、スカウトの返信率が最大20倍にまで向上し、トライアル後の導入率は100%という高い満足度を実現しています。また、企業の採用プロセス全般に寄り添い、業務効率を向上させることを狙っています。加えて、フォワードは他にも「キャリアフォワード」や「レジュメフォワード」、「スキルフォワード」などのプロダクトを展開しており、これらもAIを活用してキャリアアップや転職活動を支援しています。

今回の資金調達は、フォワードの高い技術力やチームの質が評価され、マーケティングやプロダクト開発において新たな投資を行うことでサービスの認知を広め、さらなる成長を狙ったものです。フォワードの代表、名古屋考平氏は、顧客価値の創造を重視し、今後も高いサービスを提供することを宣言しています。

ビジネスで活用する方法・可能性

フォワードの「エースジョブ」やその他のAIを活用したサービスは、企業の採用活動において大きな可能性を秘めています。以下は、ビジネスでの活用方法およびその可能性です。

  • 採用活動の効率化: AIによる分析や自動化により、スカウト作業や選考プロセスが大幅に効率化され、より多くの求職者との接点を持つことが可能となります。これにより、企業の人事部門は戦略的な業務に専念できるようになります。

  • 質の高いマッチング: AIの生成アルゴリズムを利用することで、企業のニーズと求職者のプロフィールに基づいた精緻なマッチングが実現し、無駄な選考プロセスを減らすことができます。これにより求職者の適合度も向上します。

  • 個別対応の強化: AIを活用することで、個々の求職者に対してのインタラクションが強化されます。例えば「キャリアフォワード」などのサービスを通じて、求職者へのキャリア相談が容易となり、企業はより良い候補者を引き寄せることができます。

  • コスト削減: 採用プロセスの自動化や効率化は、最終的に企業の採用コストを削減することにつながります。AIを活用することで人材紹介会社に依存せず、自社での採用活動を内製化できる可能性があります。

  • 将来的なスケーラビリティ: フォワードのサービスは、技術革新に対応して進化を続けることが期待されており、企業の成長に沿った形でのスケーラビリティを持っています。これにより、企業が成長する中で必要な採用ニーズに対応しやすくなります。

  • データドリブンな採用戦略: 集めたデータを基に、過去の採用活動の成果や傾向を分析することで、次回の採用戦略の改善に繋がります。AIは大量のデータを処理可能なため、企業の意思決定がよりデータドリブンとなります。

このように、フォワードのサービスはビジネスにおいて効果的かつ戦略的な人材採用を実現するための重要なツールとなるものと考えられます。在宅勤務やリモートワークが普及する現在、採用活動のデジタル化がさらに進む中で、AIの活用はますます必須となるでしょう。

AI採用のフォワード、資金調達を実施 累計調達額は2.35億円に到達株式会社フォワード2024年10月2日 13時00分7
AIを活用した採用支援SaaSプロダクトを開発・提供する株式会社フォワード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:名古屋考平、以下「フォワード」)は、ユナイテッド株式会社および株式会社コロプラネクストを引受先とするプレシリーズAラウンド第2弾の資金調達を実施したことをお知らせいたします。この調達により、フォワードの累計調達額は2.35億円に達しました。

資金調達の背景
近年、少子高齢化や人的資本経営などのトピックスもあり、採用活動の重要度と難易度は相対的に高まってきております。
フォワードの創業前より人材領域での事業展開を志しておりましたが、創業初日にChatGPTのAPIが開放されるという偶然も重なりました。生成AIはインターネット出現以来の大きな変化であると捉え、創業から採用領域でAIを活用した複数の事業・プロダクトを立ち上げました。

その中で、企業における人材不足は日本社会全体における課題であり、その解決は、採用担当者個々の力だけでは難しい部分も多いことが改めてわかりました。
従来の転職エージェントや求人広告からの応募待ちのようなスタンスではなく、主体的に求職者へアプローチする攻めの施策に転換していかないという課題があるものの、日々の業務に追われ、本来行うべき業務に集中できず、攻めの採用を行おうにもリソースが不足しているという現状を、人事担当者300名以上へのヒヤリングで目の当たりにしてきました。

このような課題を解決し、採用の重要性を理解する企業や人事担当者の力になるべく、フォワードでは生成AIを活用した採用支援SaaS「エースジョブ」をメインプロダクトとして展開していくことといたしました。

エースジョブはスカウトだけでなく、採用担当の業務全

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出典 PR TIMES