パナソニックのAI帳票OCR「WisOCR」が生成AIと連携。非定型の納品書・見積書も読み取り可能に

AIニュースの要約

  • パナソニックは、AI帳票OCR「WisOCR」のバージョンアップを発表し、生成AIとの連携を実現。
  • 新たに非定型帳票として納品書および見積書の読み取りに対応。
  • 帳票をアップロードするだけで、高精度なデータ化が可能になる。
  • 業務負荷の軽減を目的とした製品ラインアップを4つに刷新。
  • DX加速を目指して、さまざまな帳票処理における効率化を支援。

AIニュースの背景(推測)

パナソニックが「WisOCR」の機能を強化した背景には、企業の業務効率化とデジタルトランスフォーメーション(DX)のニーズが高まっていることがあると推測される。特に、非定型の帳票処理は多くの企業において手間がかかり、リソースを圧迫していた。取引先ごとに異なる様式の帳票に対応する必要があったため、OCRを導入したくても断念する企業も多かったことでしょう。これにより、より多様な業務ニーズに応えるために、新機能の開発が促進されたと考えられます。

AIニュースの内容(詳細)

パナソニックは、2024年10月15日にAI帳票OCR「WisOCR」の新バージョンをリリースすると発表しました。これにより、従来の定型帳票に加え、非定型帳票である納品書や見積書の読み取りにも対応。ユーザーはこれまで以上に簡単に様々な形式の帳票をデータ化できるようになります。

「WisOCR」は、アップロードされた帳票をAI技術を用いて高精度に認識し、従来の手動入力作業を大幅に軽減します。特に、過去には取引先によって異なる帳票様式に対処するための事前設定が求められていたが、新しいバージョンではそうした手間を省き、単に帳票画像をアップロードするだけで自動的に読み取ることが可能になる点が大きなメリットです。

さらに、製品ラインアップが刷新され、以下の4つの製品が提供されます。

1.「WisOCR」
2.「WisOCR for 注文書」
3.「WisOCR for 請求書・納品書・領収書」
4.「WisOCR for 見積書」

この新しいラインアップにより、ユーザーは自社の業務ニーズに基づいて最適なサービスを選ぶことができ、さらに多様な取引先関連書類の効率的なデータ化が支援されることになります。

ビジネスで活用する方法・可能性

「WisOCR」の導入により、企業は業務プロセスを大幅に効率化することが可能です。具体的には、以下のような方法や可能性が考えられます。

  1. データ化の自動化: 定型帳票だけでなく、取引先ごとの異なる様式の帳票を自動的に読み取ることで、手動入力作業から解放され、時間とコストの削減につながります。これにより、スタッフはより価値の高い業務に専念することができるようになります。

  2. 業務プロセスの標準化: 多様な帳票に対応した「WisOCR」の新ラインアップを活用することで、企業全体での業務プロセスを標準化し、安定した運用が可能になります。これにより、業務の透明性も向上します。

  3. エラーの低減: 人間の手によるデータ入力では誤りが発生しやすいですが、AI技術を用いることで、エラー率を劇的に減少させることが期待できます。これにより、データの信頼性が向上します。

  4. 柔軟な業務運営: 企業は多様な取引先からの帳票を迅速に処理できるようになり、ビジネス関係の変化にも柔軟に対応できるようになります。特に、急成長するスタートアップ企業や、中小企業においては、帳票処理の手間を減らすことで、迅速な意思決定が可能になります。

  5. DX推進の加速: 本サービスの導入により、企業はデジタルトランスフォーメーションの一環として業務の効率化を図り、データを活用した戦略的な意思決定を強化することが可能になります。これにより、競争力を維持し、さらなる成長の機会を追求できます。

これらの点から、パナソニックの「WisOCR」は、あらゆる企業にとって非常に有利なツールであり、多くの業務に革命をもたらす可能性を秘めています。将来的には、より進化した機能が追加され、さらなる業務支援が期待されます。

パナソニックのAI帳票OCR「WisOCR」が生成AIと連携。非定型の納品書・見積書も読み取り可能に帳票をアップロードするだけで、さまざまな様式の帳票を高精度に認識。業務負荷軽減でDXを加速。パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社2024年10月9日 10時00分0パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:伊藤 一義/以下、パナソニック)は、2024年10月15日にAI帳票OCR「WisOCR」のバージョンアップを行います。
当社はこれまでも、多様な注文書・請求書・領収書をアップロードのみでデータ化できるAI-OCRサービスを提供してきましたが、今回のバージョンアップで生成AIと連携し、非定型の納品書と見積書の読み取りにも対応できるようになります。
さらに、帳票処理業務でお使いいただきやすいように、製品ラインアップを4つに一新し、さまざまな帳票処理業務の負荷軽減とDXの加速を支援します。

1.「WisOCR」
2.「WisOCR for 注文書」
3.「WisOCR for 請求書・納品書・領収書」
4.「WisOCR for 見積書」

▼詳細はこちら
https://www.panasonic.com/jp/business/its/wisocr.html
パナソニックの「WisOCR」が生成AIと連携し、さまざまな様式の納品書・見積書へ追加対応
バージョンアップの背景
「WisOCR」シリーズでは、定型帳票に対応した「WisOCR」と非定型帳票の読み取りに対応した「WisOCR for 注文書・請求書」を提供しています。
リリース以降、さまざまなお客様の帳票処理業務の課題改善に取り組む中で、各取引先から送られてくる納品書と見積書をOCRで効率的に処理したいというご要望を多くいただきました。
そこで皆様のご要望にお応えし

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出典 PR TIMES