Jizai、企業や研究機関向けにAIロボットの提供を開始

編集部
2024年10月17日

AIニュースの要約

株式会社Jizaiは、企業や研究機関向けにカスタマイズされたAIロボットの提供を開始した。
提供されるロボットには、四足歩行ロボット「Go2」と人型ロボット「G1」があり、お客様の用途に応じて設定される。
Go2（Jizaiカスタムモデル）は、サイズ70x31x40cm、重量約15kgで、障害物を克服しながらの移動が可能。
G1（Jizaiカスタムモデル）は、身長127cm、重量約35kgのロボットで、3D LiDARおよび深度カメラを搭載している。
主な利用シーンとしては、警備、点検、運搬、配送など、多岐にわたる業界での活用が想定されている。

AIニュースの背景（推測）

急速に進む少子高齢化と労働力人口の減少が、日本社会における大きな課題となっている。このため、企業は業務の自動化や効率化を求めており、AIロボットはその解決策の一つと見られている。また、技術の進展に伴い、AIやロボットの応用が急速に広がりつつある背景もある。Jizaiはこの市場の需要に応じた製品を提供することで、より多くの企業や研究機関がAIロボットを活用できるようにする狙いがある。

AIニュースの内容（詳細）

株式会社Jizaiは、汎用AIロボットの実現を目指して新たにAIロボットの提供を開始した。提供されるロボットは、企業や研究機関の特定の要望に応じてカスタマイズされるため、幅広い業界での利用が期待されている。具体的には、国内外のロボット技術を研究・し、顧客のニーズに適したロボット選別を行い、さらにJizai自身のソフトウェアやAIによる制御が施される。

提供されるロボットモデルには、四足歩行ロボット「Go2」があり、これはサイズ70x31x40cm、重量約15kgで、最高時速3.7m/sでの移動が可能。特に歩行バランスが優れており、段差や障害物に対しても適応できるため、様々な環境での運用が可能である。

また、「G1」という人型ロボットも提供される。身長127cm、重量35kgで、3D LiDARと深度カメラを搭載しており、安定した二足歩行ができる。このロボットは、今後のタスク多様化が期待されており、特に人との対話能力を持つことで、より人間に近い操作が可能となる。

これらのロボットは、具体的な利用シーンとして、警備、点検、運搬、配送等が挙げられ、さらにエンターテインメント、小売業、飲食業、医療介護などさまざまなフィールドでの利用が想定されている。利用者は、自身のビジネスの特性に応じてカスタマイズされたロボットを使い、業務の効率化やコスト削減を図ることが期待される。

ビジネスで活用する方法・可能性

Jizaiが提供するAIロボットは、多くの業界においてビジネスの発展に寄与する可能性を秘めている。以下に具体的な活用方法を示す。

警備業務: Go2やG1の移動機能や監視能力を活かして、施設の警備や巡回業務を強化する。これにより、人手不足の解消や業務効率の向上が期待できる。
点検業務: 工場やインフラの点検を行う際、ロボットの耐障害性と高い移動力を利用することで、危険な環境での人間の業務を軽減できる。
運搬・配送: ワークフロー内での商品の運搬や、顧客への配送業務においてロボットを活用することで、時間の短縮とコストの削減が図れる。
医療・介護サービス: G1の対話能力を活かし、患者や高齢者とのコミュニケーションを通じたサービス提供が可能。例えば、日常生活のサポートや、感情的なケアを行うことができる。
エンターテインメント分野: ユーザーとのインタラクションを通じたエンターテインメントの提供が可能で、特に大型イベントやテーマパークでの利用が期待される。
小売・飲食業: 店内での案内や商品紹介、注文受付等にG1を活用することで、顧客体験の向上が図れる。ロボットにより、サービスの効率化と新たな顧客の関心を引くことができる。

JizaiのAIロボットの導入により、これまで人為的な業務が必要だった部分を自動化することが可能になり、それによるコスト削減や効率化を実現する企業が増えると予想される。今後、AIロボットのさらなる普及が、ビジネスのあり方を大きく変える可能性がある。

Jizai、企業や研究機関向けにAIロボットの提供を開始株式会社Jizai2024年10月17日 08時40分4(English follows)
汎用AIロボットの実現を目指す株式会社Jizai（本社：東京都文京区、代表取締役CEO 石川佑樹、以下「Jizai」）は、企業や研究機関向けにAIロボットの提供を開始したことをお知らせします。国内外の最新のAIロボットをお客様の用途に応じてカスタマイズしてご提供します。

Jizaiでは、国内外の様々なロボットの研究を行っています。お客さまの利用用途に応じたロボットを選別し、ロボットを制御するソフトウェアやAIをJizai社製のものに追加・書き換えを行い、お客さまの意向に沿った形での提供を始めます。
遠隔のリモートコントロールや自律走行、また、AIによる物体検知・対話による応答等の機能を拡充して参ります。
提供モデル
第一弾として、JizaiカスタムモデルのAIロボットとして、下記2つのモデルを提供します。

四足歩行ロボットGo2（Jizaiカスタムモデル）
四足歩行ロボットUnitree Go2のJizaiカスタムモデルのご提供を行います。

今回ご提供のGo2（Jizaiカスタムモデル）は、サイズが70x31x40cm（立ち上がった状態）、重量は約15kg、走行速度は約3.7m/sです。
歩行や運動のバランス性に優れ、階段や段差など一定の障害物があっても歩行が可能になっています。

人型ロボットG1（Jizaiカスタムモデル）
また、人型ロボットUnitree G1（Jizaiカスタムモデル）のご提供も行います。
今回ご提供のG1（Jizaiカスタムモデル）は身長約127cm、重量約35kgで、3DLiDARと深度カメラを備えたモデルです。
安定的な二足歩行に加えて、今後様々なタスクへの応用が期待されています。