バクラク請求書受取、AIによる「請求書分割機能」をリリース。バクラク申請に続き、AI-UX機能を強化。
AIニュースの要約
- 株式会社LayerXが「バクラク請求書受取」にAIを導入した「請求書分割機能」をリリース。
- この機能により、紙の請求書を複合機でスキャンした際、自動で請求書単位に分割される。
- バクラクシリーズは、AI-UX機能の強化を通じて業務効率化を追求している。
- 従業員は手動で請求書を仕分けする手間を省き、コア業務に専念できるようになる。
- 「バクラクAI」として、バックオフィス業務のさらなる効率化を目指している。
AIニュースの背景(推測)
近年、ビジネス界では業務の効率化やデジタル化が急務となっている。企業は人手不足やコスト削減の課題に直面しており、これに対処するためには、業務プロセスの自動化が求められている。この状況の中で、AI技術の進化は業務効率化を実現するための強力なツールと見なされており、LayerXはその流れを汲んで、包括的なAI機能を提供する「バクラク」シリーズを展開している。特に、紙の書類を扱う現場では、デジタル化の遅れが問題視されており、AIによる書類分割はその解決策になると考えられたのだろう。また、「AI-UX構想」が掲げられていることから、テクノロジーがより人間の業務に寄り添う形でのサービス提供が求められているようだ。
AIニュースの内容(詳細)
「バクラク請求書受取」に新たに導入された「請求書分割機能」は、業務のデジタル化を目的としており、特に紙の請求書に関する処理効率を飛躍的に向上させる役割を果たす。この機能は、ユーザーが複合機などでスキャンした紙の請求書を取り込む際に、AIがその請求書を自動的に分割する仕組みを取っている。従来、手動で行っていた仕分け作業が不要になり、AIが提案した分割箇所を確認するだけで処理が完了することから、業務の迅速化が期待される。
この機能は、2024年10月18日にリリースされた「バクラク申請」の機能強化の一環として位置づけられており、全体的な業務フローの効率化を目指している。「バクラクシリーズ」には、請求書処理におけるAI-OCR機能と会計ソフトとのシームレスな連携が組み込まれており、利用者は書類を電子化する障壁を取り除くことができる。デジタル化によって、業務に必要なデータも自動で生成され、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しているため、法令遵守も果たせる。
また、LayerXが描く「AI-UX構想」は、今後の業務環境における新しい働き方を模索するための基盤であり、システムが人々の業務に対して柔軟に対応することを可能にする。これにより、従業員は自身の専門性を活かした業務に集中できる環境が整うとされている。
ビジネスで活用する方法・可能性
「バクラク請求書受取」におけるAIによる請求書分割機能は、多くのビジネスシーンにおいて有用性が高い。まず、この機能を導入することで、請求書処理の効率が飛躍的に向上し、手動での業務が大幅に削減されるため、業務時間を短縮し、コスト削減を実現できるようになる。これは特に中小企業にとって、リソースの有効活用に寄与すると考えられる。
さらに、デジタル化が進む中で、企業は情報の透明性を高め、監査やコンプライアンスの要求に迅速に応じることが可能となる。AI-OCRによる情報抽出も省力化されることで、請求書のデータが正確かつ迅速に処理され、バックオフィス業務の全体的なパフォーマンス向上につながる。
また、この機能は、ペーパーレス化の促進にも寄与する。紙媒体の書類は保管スペースを必要とし、紛失や管理の手間が増えるが、デジタル化が進むことでそのリスクが軽減できる。これにより、リモートワークやフレックス勤務など、柔軟な働き方を実現しやすくなる。
AI機能を活用することで、データを基にした意思決定が可能になることも大きなメリットである。リアルタイムに請求書処理に関する analytics が可能となり、業務全体の見える化が進む。これにより、経営層は迅速な意思決定ができ、戦略的な経営が実現できる。
今後、さらにAI機能が進化することで、新たな業務プロセスの自動化が進むと考えられる。「バクラク」シリーズが持つAI-UX機能は、業務のデジタル化を牽引する役割を果たしており、企業はこのようなツールを活用することで、時代の変化に対応したスムーズな運営が期待できる。ビジネスの現場でAIを組み込むことは、競争力の維持に繋がり、今後ますます重要な要素となるだろう。
バクラク請求書受取、AIによる「請求書分割機能」をリリース。バクラク申請に続き、AI-UX機能を強化。LayerX2024年10月30日 09時00分2712
すべての経済活動のデジタル化を目指す株式会社LayerXは、「バクラク請求書受取」において、AIが請求書単位に自動分割する機能をリリースしました。2024年10月18日に同機能をリリースした「バクラク申請」に続き、「バクラク請求書受取」でも、紙で受領した請求書をまとめて複合機などでスキャンする際、請求書単位に書類を仕分け、作業を行う必要がなくなります。
https://bakuraku.jp/invoice/
リリースの概要
本機能によって、複合機などでスキャンした紙の請求書をまとめて「バクラク請求書受取」に取り込むと、AIが自動で書類の分割箇所を推薦してくれるため、AIの推薦箇所を確認するだけで処理が完了します。今まで紙で受領した請求書を手動で仕分けし、請求書ごとに取り込んでいた手間が削減されます。リリースの背景
業務効率化クラウドサービス「バクラク」シリーズは、リリース当初からAIを組み込むことで、手入力や紙の管理などの業務から解放し、従業員一人ひとりがコア業務に集中できる新しい働き方の創造に取り組んできました。昨今の生成AIをはじめとする様々な技術の進展に伴い、2024年からは、業務にAIが当たり前に組み込まれた体験を提供する、“AI中心体験設計(AI-UX)構想”を掲げ、「バクラク」シリーズにおいて提供していたAI機能群を「バクラクAI」と総称し、バックオフィス業務のさらなる効率化に注力しています。
今まで「バクラク」シリーズが提供してきた業務体験は、すでに電子化された書類を用いた運用においては最適な一方で、現場では依然として紙と電子ファイルが混在しており、書類の受領・スキャン作業自体を外注す
出典 PR TIMES