SoftBank World 2024にてAiHUBのバーチャルヒューマン「Sali」がナビゲーターとして登場

AIニュースの要約

  • AiHUBは、バーチャルヒューマン「Sali」をSoftBank World 2024でナビゲーターとして出展。
  • 「Sali」は、SB Intuitionsの国産LLMとLINEヤフーの音声合成技術を組み合わせたAIキャラクター。
  • このバーチャルヒューマンは、音声、テキスト、画像認識を活用したマルチモーダルなコミュニケーションが可能。
  • SoftBank World 2024はAIの活用に向けた法人向けのイベントで、今年で第13回目。
  • 各社が特化した技術を活かし、今後のAI開発およびサービス向上に貢献することを目指す。

AIニュースの背景(推測)

近年のAI技術の進化に伴い、企業は顧客対応や情報提供の方法を大きく変えている。特に、エンターテインメントやビジネスの場面でバーチャルヒューマンの活用が増加している。これらの技術は、企業が顧客とのコミュニケーションをより円滑にし、効率的に行うための手段として注目されている。また、国産技術の重要性が増している中、日本の文化や価値観を反映したAIの開発が求められている。AiHUBの「Sali」は、これらの要素を踏まえた上で、企業のニーズに応えるために開発されたと推測できる。

AIニュースの内容(詳細)

AiHUB株式会社は、SB IntuitionsおよびLINEヤフーと連携し、バーチャルヒューマン「Sali」を開発した。「Sali」は、国産の大規模言語モデル(LLM)を用いたAIキャラクターであり、日本語の理解や表現に特化している。具体的には、SB Intuitionsが開発したLLMは、日本語性能において高い評価を受けており、日本の商習慣や文化を考慮した設計がされています。また、LINEヤフーが開発したテキスト音声合成技術によって、「Sali」は自然な会話を実現することができる。

特に注目すべき点として、「Sali」はマルチモーダルなコミュニケーションを実現していることが挙げられる。これは、ユーザーからの音声やテキストによる入力に応じて、画像認識を使って情報を提供したり、ユーザーとの対話を行う能力を有していることを意味する。このインタラクティブな体験は、ビジネスにおける顧客対応の品質を向上させることにつながり、より多様なニーズに応えることが可能となる。

SoftBank World 2024は、AI技術の進化とそのビジネスへの応用をテーマにした法人向けイベントであり、ナビゲーターとして「Sali」が登場することで、参加者に新たな体験を提供することが期待される。イベント自体は、臨場開催が10月3日、オンライン開催が10月4日となっており、一般参加者にも視聴可能である。

ビジネスで活用する方法・可能性

「Sali」のようなバーチャルヒューマンは、さまざまなビジネスシーンで活用が見込まれる。以下はその具体例である。

  1. カスタマーサポート: バーチャルヒューマンを導入することで、カスタマーサポートの効率が向上する。24時間対応可能なため、顧客からの質問や問い合わせをいつでも受け付けることができ、迅速な対応が可能になる。

  2. マーケティングおよびプロモーション: 「Sali」を活用したインタラクティブなプロモーションイベントを実施可能である。顧客がバーチャルヒューマンと対話しながら商品情報を得たり、購入意欲を高めることができる。これにより、顧客との接点を増やし、エンゲージメントを向上させることが期待される。

  3. 教育および研修の場面: 企業内の教育や研修においても、バーチャルヒューマンを活用することで、従業員に対するトレーニングを行うことができる。例えば、業務手順の説明や、受講者との質疑応答を通じて、理解を深めることができる。

  4. 展示会やイベントでのナビゲーター: 様々なイベントや展示会でのナビゲーターとしても、「Sali」の導入が考えられる。参加者が何を求めているのかを迅速に把握し、必要な情報を提供することで、参加者の満足度を向上させることができる。

  5. 人材募集およびリクルーティング: 「Sali」を用いて、企業の文化や価値観を体現したリクルーティング活動を展開することが可能である。バーチャルヒューマンが企業の魅力を伝えることで、求職者に対するアプローチを強化することができる。

このように、「Sali」の導入はいくつかの側面で企業にとっての新たな価値を提供する可能性がある。AI技術の進化は今後ますます加速すると考えられ、バーチャルヒューマンの活用が一般化することで、ビジネスの現場における体験が一新されることが期待される。

SoftBank World 2024にてAiHUBのバーチャルヒューマン「Sali」がナビゲーターとして登場10110011540312024年10月2日 17時00分55AiHUB株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 園田 れい、以下「AiHUB」)はSB Intuitions株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO 丹波 廣寅、以下「SB Intuitions」)、およびLINEヤフー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:出澤 剛、以下「LINEヤフー」)と共に、バーチャルヒューマン「Sali」を用いた対話システム構築の研究を行っています。この「Sali」を2024年10月3日に開催される「SoftBank World 2024」の展示ブースに出展します。

「Sali」は、SB Intuitionsの国産LLM(⼤規模⾔語モデル)とLINEヤフーのテキスト⾳声合成技術を、AiHUBのバーチャルヒューマン“Sali”のキャラクターにインターフェースしたバーチャルヒューマンです。音声やテキスト入力、画像認識、記憶等を活用したマルチモーダルなコミュニケーションが可能です。「SoftBank World 2024」の展示ブースにおいては、ナビゲーターを務めます。

SoftBank World 2024とは

「SoftBank World 2024」はソフトバンク株式会社が主催する、最大規模の法人向けイベントです。今年で13回目を迎える「SoftBank World」では、「加速するAI革命。未来を見据え、いま動く。」をテーマに、AI(人工知能)の活用の加速に向けた講演や特別セッションなどが予定されています。10月3日(木)は臨場開催のみ(限定招待制)、10月4日(金)は、事前に参加登録をしていただいた法人のお客さまであれば、どなたでも視聴可能

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出典 PR TIMES