第11回「1stRound」支援先決定およびコーポレートパートナー参画のお知らせ
AIニュースの要約
- 東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)は、アカデミア共催の起業支援プログラム「1stRound」の第11回支援先を発表。
- 新たに株式会社サニックスがコーポレートパートナーとして参画し、支援数は総勢23社に達した。
- 「1stRound」は、主に技術シーズの社会実装を支援するNon-Equity型の起業支援プログラムであり、2017年から活動を開始。
- 過去の支援による資金調達成功率は約90%で、大手企業との協業も活発に行われている。
- 2024年10月7日から第12回の応募が開始され、8件の新たな採択企業が決定された。
AIニュースの背景(推測)
日本のアカデミアには高い技術力を持つ研究者やチームが存在するが、実際の事業化に移行するための資金やサポートが不足しているという課題があった。このような背景から、「1stRound」はアカデミアと企業の橋渡しをし、革新的な技術を持つスタートアップ企業の事業化を支援するプログラムとしてスタートしたと考えられる。また、日本のスタートアップエコシステムが活性化している中で、特に環境問題や医療技術などの分野でのイノベーションに対する期待が高まっていることも、プログラムの重要性を高める要因となっているだろう。
AIニュースの内容(詳細)
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)は、国内最大規模であるアカデミア共催の起業支援プログラム「1stRound」の第11回支援先を発表しました。このプログラムは、「1stRound」として2019年から名称が変更され、コーポレートパートナーの参画も含むコンソーシアム形式で運営されています。今回、株式会社サニックスが新たにコーポレートパートナーとして参加し、プログラムの支援を受ける企業の数が23社となりました。
「1stRound」では、技術シーズの社会実装を促進するために、Non-Equity型の資金支援を行っており、採択された企業に対しては最大1,000万円の活動資金が提供されます。また、ハンズオン支援を通じて、企業が早期にスタートアップとしての基盤を築けるようにもサポートされています。過去の採択企業の資金調達成功率は約90%を記録し、また、協業関係に至る企業も多く、実績が示す通り、プログラムは非常に効果的な支援を行っています。
2024年10月7日より第12回の公募も開始され、新たに8件の採択企業が決定しました。各企業は特定の技術や研究成果をもとに、商業化を目指しています。例を挙げれば、光量子コンピュータの商用化を目指すOptQC株式会社や、AIソリューションを展開するJizaiなど、多岐にわたる分野が含まれています。
ビジネスで活用する方法・可能性
「1stRound」のようなアカデミアと企業の連携体制は、ビジネス界においても大きな潜在能力を秘めています。企業は、このプログラムを通じて、高度な技術や革新的なアイデアを持つスタートアップと直接関わることができるため、新規事業開発や研究開発のリソースを効率的に取り込むことが可能です。
企業は「1stRound」を活用し、特定の技術ニーズや市場動向に合わせたスタートアップと連携することで、オープンイノベーションを加速させることができます。また、コーポレートパートナーとして参画することで、自社の技術やリソースをスタートアップと組み合わせ、新たな事業機会を創出することも視野に入れることができます。
さらに、過去の成功事例を参考に、協業の可能性を高めるためのネットワーキングイベントやワークショップへの参加も有益です。これにより、技術よりも市場の需要に即応した製品開発が可能になり、ビジネスの成長を加速させる一因となることでしょう。
総じて、「1stRound」の取り組みによって、日本におけるアカデミアと企業の相互作用が強化され、イノベーションの促進が期待されます。このようなプログラムに参加することにより、ビジネス界は新しい技術やアイデアにアクセスし、競争力を高めることができるでしょう。
第11回「1stRound」支援先決定およびコーポレートパートナー参画のお知らせ東大IPC2024年10月7日 10時00分1東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長:植田浩輔、以下、「東大IPC」)は、国内最大規模を誇るアカデミア共催起業支援プログラム「1stRound」の第11回支援先を決定いたしました。またこの度、株式会社サニックス(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:宗政寛)が新たにコーポレートパートナーに参画しました。
技術シーズの社会実装を支援、国内最大規模を誇るアカデミア・Non-Equity型起業支援プログラム
日本のアカデミア内には世界に伍する技術シーズが多数ある一方で、早期事業化における支援サポートはまだ十分ではないのが現状です。「1stRound」は、初動を加速させるためのNon-Equity資金支援をはじめ、その事業価値が算定可能な事業体・スタートアップとなるためのハンズオン支援を行うべく、2017年より東京大学を母体に「起業支援プログラム」としてスタートしました。2019年より名称を「1stRound」とし、コーポレートパートナーの参画も得たコンソーシアム形式で展開、その後共催機関を国立・私立の17大学、2つの国立研究機関の参画まで広げ現在に至ります。(※1)過去採択企業の資金調達成功率は約90%以上、大手企業との協業も拡大
「1stRound」では、過去8年半、累計93チームを採択し、会社設立・資金調達を支援してまいりました。支援後1年以内の資金調達成功率は約90%以上、大型助成金の採択率50%以上を達成しております。また、コーポレートパートナーを中心とする大手企業との協業関係の創出にも注力しており、各回半数を超えるチームが協業に至っております。採択企業とコーポレートパートナーをはじめとする様々
出典 PR TIMES