【自社専用生成AI】NishikaがGPT-3.5クラスのオフライン生成AI導入サービスを開始
AIニュースの要約
- Nishika株式会社が、高性能オフライン生成AI導入サービスを開始した。
- 導入されるAIは、GPT-3.5クラスの性能を持つ大規模言語モデルを使用。
- 主に業務で生成AIを利用したい企業向けで、インターネット接続を必要としない。
- AI議事録ツール「SecureMemo」が代表的なアプリケーションとして紹介され、オフライン要約機能を搭載。
- カスタム生成AIの開発や多様なAIサービスの提供も行っており、警察機関や中央省庁への導入実績もある。
AIニュースの背景(推測)
近年、生成AIの需要が急増している一方で、データのセキュリティやプライバシーに対する懸念も高まっている。特に、業務で機密情報を扱う企業においては、AIの活用がパブリックなインターネット環境で行われることに対する不安が根強い。このような背景から、オフラインで運用可能な生成AIの需要が生まれ、Nishikaはそのニーズに応える形でサービスを提供することを選択したと考えられる。また、特定の機関への導入実績から、信頼性の高いサービスを求める市場の期待に応える動きが示されている。
AIニュースの内容(詳細)
Nishika株式会社は、東京都港区に本社を置く企業で、生成AIコンサルティングやAIプロダクトの開発を行っている。このたび、同社はGPT-3.5クラスのオフライン生成AI導入サービスを開始した。この新しいサービスは、特に「業務で生成AIを使いたいが、パブリックな環境でのインターネット通信に不安を感じる」といった企業のニーズを満たすことを目的としている。提供されるアプリケーションは、完全にオフラインで動作し、業務利用向けに特化された実用価値のあるものになっている。
代表的なアプリケーションには、AI議事録ツール「SecureMemo」があり、これはオフラインでAIによる要約機能を実現している。このツールは、過去に警察機関や中央省庁に導入された実績をもつもので、信頼性と効果的な機能を提供する。具体的には、AI要約機能付きのAI議事録ツールや、社内ナレッジベースに基づくAIチャットボットなど、さまざまなオフラインソリューションが用意されている。
また、Nishikaは企業のニーズに応じてカスタム生成AIの開発を行うことも提供しており、Retrieval-Augmented Generation(RAG)技術や高精度な音声認識AIを取り入れた音声入力インターフェースなどを組み合わせて、オフライン生成AIの利用価値をさらに高める取り組みを行っている。
ビジネスで活用する方法・可能性
Nishikaのオフライン生成AI導入サービスは、特に以下のようなビジネス分野での活用が期待されている。
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機密情報の処理: 企業において、顧客情報や業務機密を扱う場合、インターネットにつながらない環境で生成AIを利用することで、情報漏洩のリスクを軽減できる。特に法務や財務部門での利用が考えられる。
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効率的な議事録作成: AI議事録ツール「SecureMemo」を活用することで、会議や商談の内容を迅速に要約・記録することが可能になる。これにより、効率的な情報共有が実現し、時間の節約にも寄与する。
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カスタムソリューションの開発: Nishikaのカスタム生成AIの開発サービスを利用することで、特定の業務プロセスや顧客ニーズに特化したソリューションが構築可能だ。これにより、より精密な業務効率化が見込まれる。
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社内部門間のナレッジ管理: 社内ナレッジベースを搭載したAIチャットボットを導入することで、社員が必要な情報を迅速に取得できる環境が整う。このようなツールは、特に大企業や拠点を持つ企業において、情報のサイロ化を防ぎ、全社的な知識共有を助ける。
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教育・研修の効率化: 生成AIを使用して社内研修資料を自動生成したり、特定の教育プログラムに合わせたパーソナライズドなコンテンツを作成することができる。これにより、従業員のスキルアップを効果的に支援することが可能となる。
このように、Nishikaが提供するオフライン生成AIサービスは、企業の業務効率化やデータ保護において重要な役割を果たす可能性を持っている。企業はこの新たな技術を活用することで、コスト削減や時間の短縮、さらに競争力の強化を図ることができるだろう。
【自社専用生成AI】NishikaがGPT-3.5クラスのオフライン生成AI導入サービスを開始「業務で生成AIを使いたいがパブリックな環境でインターネット通信されるのが不安」という企業様へ、最適なソリューションを提供Nishika株式会社2024年10月17日 10時10分0
生成AIコンサルティング・開発サービス、生成AIプロダクトを提供するNishika株式会社(東京都港区、代表取締役山下達朗・松田裕之、以下Nishika)は、高性能オフライン生成AIの導入サービスを開始しました。詳細を見る
「業務で生成AIを使いたいがパブリックな環境でインターネット通信されるのが不安」というお客様向けに、GPT-3.5クラスの性能を誇る大規模言語モデル(※)を備えた、オフラインで動作するアプリケーションを提供します。
単なるオフライン生成AIのご提案ではなく、ユースケースを明確に想定し、実用価値のあるアプリケーションを提供します。各都道府県警察・各中央省庁への導入実績を有する、オフライン生成AI要約が可能なAI議事録ツールSecureMemoが代表例です。
AI議事録ツール初のオフライン生成AI要約(SecureMemo)SecureAIChat: インターネット接続不要、手元のPCで対話できるGPT-3.5水準の生成AI
※ 例えばGemma 2 2Bは、Chatbot ArenaのElo ScoreでGPT3.5を超えたと評価されており、かつVRAM5-6GB程度の環境で動作します
ご提供可能なサービスの一例AI要約機能付きAI議事録ツール
オンプレミスAIチャットボット
オンプレミスAIコンシェルジュ(社内ナレッジベースのAIチャットボット)
さらに、自社のニーズに合わせたカスタム生成AIの開発も承ります。
Nishikaの強み
現在
出典 PR TIMES