「姫路ラボ＆サーバセンター」竣工式開催に関するお知らせ

編集部
2024年10月19日

AIニュースの要約

株式会社ASJが「姫路ラボ＆サーバセンター」の竣工式を2024年10月11日に実施。
新センターは、日本国内で高まるデータセンター需要に応えるために設立される。
局所的なデータセンターの集中によるBCP対策の強化が必要とされている。
環境配慮型の設計が施されており、再生可能エネルギーの利用を推進。
2025年度以降に新規サービス提供を計画し、技術研究開発も推進していく。

AIニュースの背景（推測）

デジタル世界におけるデータの生成量が急増している今、企業や組織はデータ管理の効率化やBCP（事業継続計画）対策に取り組む必要があると考えられます。特に、日本は自然災害が多い国であるため、万一の事態に備え、データセンターの分散化や耐震構造の強化が求められています。また、生成AIを含む新たな技術の普及に伴い、データ保管や処理に特化したサービスの需要が高まり、その基盤を強化するために新しいデータセンターの設立が必須であると推測されます。

AIニュースの内容（詳細）

株式会社ASJは、新たに「姫路ラボ＆サーバセンター」を設立し、この竣工式を10月11日に実施しました。この新センターの建設が進められた背景には、2025年までに世界で生成されるデータ量が180ゼタバイトを超えるとの予測があります。日本国内でも生成AIの普及やビジネスのデジタル化により、データセンターへの需要が高まっています。しかし、現在多くのデータセンターが特定の地域に集中しているため、自然災害などのリスクへの対策が急務とされています。

新しいセンターは、兵庫県姫路市に位置し、敷地面積約1,166㎡、延べ床面積約663㎡の鉄骨造の施設です。累計投資額は7億円で、その資金は自己資金、銀行借入、及び新株予約権の行使によって賄っています。特に、姫路ラボ＆サーバセンターは自家用発電機を設置し、耐震構造や効率的な空調システムを備えており、再生可能エネルギー由来のCO2フリー電力を活用することから、環境配慮型データセンターとして位置づけられています。2050年に向けたESG経営目標達成への寄与も見込まれています。

さらに、2025年度以降にはクラウドバックアップサービスやストリーミングレプリケーションサービスなど、BCP対策やセキュリティに特化した新規サービスの提供を目指し、生成AIおよびインターネット関連の技術研究開発活動も推進する意向が示されています。

ビジネスで活用する方法・可能性

「姫路ラボ＆サーバセンター」の設立は、現在のビジネス環境に多くの機会をもたらすと考えられます。以下のような活用方法が考えられます。

データ管理の効率化: 新しいデータセンターが提供する各種クラウドサービスを活用することで、企業はデータの保存やバックアップを効率的に行うことができます。特に、生成AIやビッグデータの分析を行っている企業にとっては、スケーラビリティの高いインフラストラクチャが重要です。
BCP対策の強化: 自然災害などのリスクからデータを守るために、分散したデータセンターの利用はビジネスの継続性において重要です。新センターを利用することで、そのようなリスクを軽減することができるでしょう。
ESG経営の推進: 環境配慮型データセンターとして再生可能エネルギーを利用することで、企業の社会的責任（CSR）を果たしつつ、コスト削減につなげることが可能になります。ESG基準に合致することで、投資家や顧客からの信頼を向上させることができるでしょう。
新サービスの導入: 新センターでは2025年度以降に多様な新規サービスが予定されており、これを利用することで、企業は新たなビジネスチャンスを得ることができます。BCP対策サービスやセキュリティサービスが提供されることで、企業のニーズに応じた柔軟な対応が可能になります。
研究開発の協力: 技術研究開発活動も進められるため、企業は新しい技術にアクセスするチャンスを得ることができます。特に、生成AIやインターネット関連の技術に関与している企業は、このセンターと連携することで、新たな製品開発やサービスの構築に寄与することが期待されます。

このように、「姫路ラボ＆サーバセンター」の設立は、データ管理からBCP対策、さらにはESG経営との関連性において、企業に多くのメリットをもたらす可能性があります。今後の展開に注目し、タイムリーに利用することが重要です。

「姫路ラボ＆サーバセンター」竣工式開催に関するお知らせ株式会社ＡＳＪ2024年10月18日 12時00分1
当社は、かねてより建設を進めておりました「姫路ラボ＆サーバセンター」の竣工式を2024年10月11日に執り行いましたので、下記のとおりお知らせいたします。

１．「姫路ラボ＆サーバセンター」建設の趣旨
当社グループでは、自社所有の国内データセンターにおいて、ホスティングサービス「ASJ Server」、クラウド型グループウェアサービス「HotBiz」及び人事給与就労クラウドサービス「ProSTAFF Cloud」等のクラウドサービスの提供を行っております。
世界で生成されるデータ量は2025年には180ゼタバイト(*1)以上に達することが想定されており(*2)、わが国においても生成AIの普及等に伴い、国内データセンターの需要が高まっていること、また、多くのデータセンターが局所的に集中していることから、大地震等の災害に備えたBCP対策を強化していく必要に迫られております。
その中で、当社グループの中長期における事業成長のためには、事業基盤の強化を一層推し進める必要があると判断し、新たに2箇所目のデータセンターの建設を進めてまいりました。
(*1) 1ゼタバイトは、約180兆ギガバイトとなります。
(*2) 出典：International Data Corporation; Seagate Technology; Statista estimates

２．「姫路ラボ＆サーバセンター」の概要及び特徴
(1) 名称姫路ラボ＆サーバセンター
(2) 所在地兵庫県姫路市
(3) 敷地面積約1,166㎡
(4) 延べ床面積約663㎡
(5) 構造鉄骨造陸屋根平屋建
(6) 投資総額総投資額7億円（予定）
当該資金は、新株予約権の行使で調達した1.01億

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出典　PR TIMES

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