【オフラインAI議事録ツールとして日本初】SecureMemoに生成AIによるオフライン要約機能を搭載。警察・中央省庁様からさらに導入先を拡大へ
AIニュースの要約
- Nishika株式会社が、オフラインAI議事録ツール「SecureMemo」に生成AIによるオフライン要約機能を搭載した。
- 日本初のオフライン環境で動作する生成AI要約機能であり、大きなコンピュータリソースが不要。
- 機能には「トピック要約」と「決定事項・議事要旨要約」の2種類があり、利用シーンに応じて使い分けが可能。
- 現在は警察や中央省庁が導入しており、今後は自治体や民間企業への展開を計画。
- Nishikaは、独自の生成AI開発に取り組み、AI議事録ツールの性能向上を目指す。
AIニュースの背景(推測)
日本国内におけるビジネスシーンでは、会議の記録や議事録作成が重要視されているものの、従来の議事録作成方法は手間がかかり、効率の悪さが課題となっている。このような状況の中で、生成AI技術の導入が進んでいるが、従来のクラウドベースのAI要約は高速処理を要するため、セキュリティ上の懸念やコスト問題が生じていた。特に、公的機関や機密性の高い情報を扱うビジネスシーンでは、データの保護が最優先されるため、オフライン環境での処理が求められている。このニーズに応える形で、オフラインで動作する安全性の高い生成AI要約機能が必要だったのではないかと推測される。
AIニュースの内容(詳細)
Nishika株式会社は、同社の議事録ツール「SecureMemo」に、生成AIを活用したオフライン要約機能を新たに追加した。この機能は、AIがトピックごとに内容を整理し、要約する「トピック要約」と、会議での決定事項や要旨を分かりやすくまとめる「決定事項・議事要旨要約」の二つを提供している。これにより、ビジネスパーソンは会議の内容を迅速に把握し、必要な情報を抽出することが可能となる。
SecureMemoは、音声とテキストデータをオフラインで処理するため、データがクラウド上に保存されることはない。従って、機密情報を含む議事録作成を行う際も安心して利用できる。また、特定のコンピュータリソースに依存せず、一般的な環境でも運用が可能である点が特徴である。Nishikaは、当面はスタンドアロン型の機能を提供し、2024年末にはクライアントサーバー型へも対応を進める計画である。
現在、SecureMemoは警察や中央省庁で導入が進んでいるが、同社はさらなる導入先として自治体や民間企業の拡大を見込んでいる。また、Nishikaは独自のファインチューニングやインストラクションチューニングを行い、AI議事録ツールにふさわしい機能の向上にも取り組んでいる。
ビジネスで活用する方法・可能性
この新たなオフライン生成AI要約機能は、様々なビジネスシーンで活用できる可能性を秘めている。以下にいくつかの具体的な利用方法を示す。
まず、政府機関や公共団体は、機密性の高い情報の取り扱いが必要な会議で、このツールを活用することで、データ漏洩のリスクを低減できる。特に、情報セキュリティが重視される状況において、オフライン処理は非常に価値がある。
民間企業においては、プロジェクト会議やチームミーティングにおいて、議事録を効率よく作成し、迅速に意思決定を行うための資料を整えるのに役立つ。特に、トピック要約機能を利用することで、参加者は議論が進んだ要点をすぐに確認できるため、時間の節約となる。
また、教育機関や研修の場でも利用可能で、教員が講義の要点を迅速に整理し、生徒やスタッフに分かりやすく伝えることができる。特に、企業向けの研修などでは講義内容を後から参照する際に役立つ。
最後に、このツールは、意思決定の過程の透明性を高める要素としても機能する。議事録内容が明確に残ることで、後日振り返った際に当時の会議の進行や決定内容を簡単に確認できる。これにより、企業のガバナンス向上にも寄与できる。
総じて、SecureMemoのオフライン生成AI要約機能は、多様な利用シーンにおいて、ビジネスの効率化を図るための強力なツールとなるだろう。今後もこのような技術の進化が期待され、多くのビジネスパーソンにとって不可欠な存在となる可能性が高い。
【オフラインAI議事録ツールとして日本初】SecureMemoに生成AIによるオフライン要約機能を搭載。警察・中央省庁様からさらに導入先を拡大へオフライン環境で完結する生成AI要約機能を搭載。生成AIにありがちな、大きなコンピュータリソースを必要とする点を解消。精度・速度を維持しつつ、現実に用意可能な処理環境で動作する点が特徴。Nishika株式会社2024年10月22日 10時10分0
AI議事録ツールSecureMemo/SecureMemoCloudを提供するNishika株式会社(東京都港区、代表取締役山下達朗・松田裕之、以下Nishika)は、SecureMemoにオフライン生成AI要約機能を搭載。弊社調べでは、オフラインAI議事録ツールとしては日本初のオフライン生成AI要約搭載となります。
SecureMemo URL: https://info.nishika.com/service/securememo
これまで、AI要約機能はその精度・速度の問題から、クラウド生成AIを利用することが常でした。
また、オフライン環境でAI要約を行おうと思うと、生成AIが要求するコンピュータリソースが過大で、限られたお客様しか処理環境を調達できないことが課題となっていました。SecureMemoでは、これらの課題を解決した、オフライン生成AI要約機能をご提供します。
オフラインであるため、音声・テキストデータがクラウド環境に連携されることは一切なく、当然AIによる学習もされない形で利用できます。必要シーンに応じて、2つの要約を使い分けられます。
トピック要約:内容をトピックごとに分け、トピックにタイトルをつけながら要約します
決定事項・議事要旨要約:決定事項と議事要旨をそれぞれ要約します
本機能は、SecureMemoスタンドアロン型(CPU
出典 PR TIMES