バーチャレクス、「次世代コンタクトセンターIT統合基盤」の提供を目指し、第一弾としてコンタクトセンターCRMソフト「inspirX 5」最新バージョン5.8提供開始

AIニュースの要約

  • バーチャレクス・コンサルティングが新しいコンタクトセンター用CRMソフト「inspirX 5」のバージョン5.8を提供開始。
  • 新バージョンはユーザビリティやパフォーマンス、セキュリティを強化し、顧客接点の自動化・効率化を目指す。
  • 生成AIとの連携を強化し、音声認識データの要約機能やFAQシステムとの統合を実施。
  • ユーザーカスタマイズの利便性を向上させ、多様なデータ取込機能を追加し、長期運用に対応。
  • 11月21・22日にはコールセンター/CRMデモコンファレンス2024に出展予定。

AIニュースの背景(推測)

バーチャレクスが「次世代コンタクトセンターIT統合基盤」を推進する背景には、顧客企業が求めるデジタルシフトと効率化の需要が高まっていることが挙げられます。特に、COVID-19の影響によるリモートワークの普及や、オンラインサービスの増加が企業の顧客対応戦略に変化を及ぼしています。このような状況で、AI技術の活用やCRMシステムの進化が必要とされていることから、バーチャレクスはこれに応える形で新バージョンをリリースする運びとなったと推測されます。また、競争が激化する中、顧客満足度向上や業務の効率化が、企業の成功に不可欠となるため、これらを実現するためのソリューションとしてinspirXが位置づけられています。

AIニュースの内容(詳細)

バーチャレクスは、コンタクトセンター業務を支えるCRMソフト「inspirX 5」の最新バージョン5.8を発表しました。この新バージョンの最大の特長は、顧客からの要望を反映した多様な機能の追加と改善にあります。具体的には、カスタマイズ項目が200項目に増加し、業務の変化に柔軟に対応できる機能が強化されました。さらには、WebAuthnに対応したパスワードレス認証によるセキュリティ向上や、データ取込機能の強化が行われています。

加えて、顧客対応を円滑にするためのパフォーマンス向上も実施されています。顧客対応時に利用する情報の集約された画面の表示速度が最大80%向上し、業務のストレスを軽減します。さらに、生成AIとの連携が進化し、音声認識データを自動要約しインスピーリに取り込むAPIが設けられるなど、他社ソリューションとの統合を図ることで、より効率的な顧客対応が期待されています。

特に注目すべきは、PKSHA FAQシステムやクラウドPBX「BIZTEL」との連携の強化です。これにより、質の高いFAQ候補を簡単に登録・検索できるようになり、オペレーターの後処理時間削減や生産性向上が見込まれています。また、Genesys Cloudとの連携も強化され、通話録音の連携などが可能になっています。

ビジネスで活用する方法・可能性

バーチャレクスの「inspirX 5」の最新版は、ビジネスにおいてさまざまな活用方法と可能性を提供します。まず第一に、業務の効率化です。新たに追加されたセキュリティ機能やデータ取込機能により、顧客情報の管理がより容易になり、オペレーターは煩雑な手続きを簡素化できます。結果として、顧客対応のスピードと質が向上し、顧客満足度の向上が期待できるでしょう。

次に、AIとの統合を活用することで、企業は顧客サービスの新しい地平を切り開けます。特に生成AIによる要約機能を活用すれば、大量の音声データや問い合わせ内容を迅速に整理し、必要な情報をリアルタイムで提供することが可能です。これにより、顧客からの問い合わせに対して迅速かつ的確に対応し、顧客の信頼を得ることができます。

また、カスタマイズオプションの充実により、企業独自のニーズに応じたシステム構築が可能です。各企業は自社の業務フローに最適な形で「inspirX」を運用することで、業務をさらにスピードアップさせることができます。特に、ウィズコロナ時代においてリモートワークや分散된拠点での業務運営が求められる中、分散拠点でもスムーズに利用できるシステムは重要な戦力になります。

最後に、業界イベントへの出展を通じて新たな顧客獲得の機会を生み出すことも可能です。コールセンター/CRMデモコンファレンスにおいて実際のデモを通じて、潜在的な顧客にアプローチし、製品の理解を深めてもらうことで、顧客基盤の拡大が期待できます。

バーチャレクス、「次世代コンタクトセンターIT統合基盤」の提供を目指し、第一弾としてコンタクトセンターCRMソフト「inspirX 5」最新バージョン5.8提供開始現場目線で使いやすさを追求し、AIとの多様な連携により顧客接点の自動化/効率化を目指すバーチャレクス・コンサルティング株式会社2024年11月5日 15時30分2

バーチャレクスグループのバーチャレクス・コンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:丸山勇人、以下「バーチャレクス」)は、「最新技術でコンタクトセンターの自動化・無人化を目指し、次世代の顧客体験を創出する」というビジョンのもと、CRMを核とした「次世代コンタクセンターの統合基盤」の提供を推進しています。

その第一弾として、コンタクトセンターでの顧客情報や、顧客とのやり取りを管理するCRMソフト「inspirX 5(インスピーリ ファイブ、以下インスピーリ)」の最新バージョン5.8の提供を開始しました。

今回のバージョンではお客様のご要望を反映し、現場での使いやすさと効率性の向上を図りつつ、生成AIや他社ソリューションとの標準連携を強化することで、「コンタクトセンター統合基盤」としての提供価値をさらに高めてまいります。

また、ユーザビリティ、性能、拡張性、セキュリティなど、高品質な非機能要件に対応し、ユーザ満足度の向上と長期間のご利用によるTCO(Total Cost of Ownership/総保有コスト)の削減を実現するソリューションを目指しています。

1.お客様からのご要望を反映した機能向上
(ア) ユーザーカスタマイズの利便性向上
カスタマイズ項目数の大幅増加(200項目)、正規表現による入力値のバリデーション、必須項目定義の設定改善、不要項目の完全削除など、長期運営についてまわる業務シナリオの変化に柔軟に適応し

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出典 PR TIMES