大阪エリアでハウジング・コロケーションサービスを提供開始

AIニュースの要約

  • 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が、大阪市でハウジング・コロケーションサービスを開始。
  • デジタルエッジと協業し、GPU搭載サーバの設置や拠点間相互接続を提供。
  • OSA1データセンターは最大2,900ラックを設置可能で、電力効率に優れた設計。
  • 超高速、大容量、低遅延の通信環境を整備し、顧客の多様なニーズに応える。
  • シンガポールやインドネシアでのデータセンター新設も進められている。

AIニュースの背景(推測)

近年、生成AIやデータ分析の需要が急激に高まっており、特にハイブリッドクラウド環境の構築が求められています。これに伴い、高性能なITインフラの整備と、それを支えるデータセンターの需要が増加しています。また、環境配慮が重要視されるようになり、エネルギー効率の良いデータセンターが求められています。CTCはこれらのニーズに応えるため、デジタルエッジとの協業を強化し、システムの拡充を進めることにしたと考えられます。

AIニュースの内容(詳細)

CTCは、大阪市にデジタルエッジが運営するOSA1データセンターを活用したハウジング・コロケーションサービスを提供開始します。このサービスは高電力を消費する機器に対応しており、特にGPU搭載サーバの設置が可能です。また、拠点間の相互接続を実現するための通信環境も整備されており、超高速、大容量、低遅延という特長があります。

OSA1は、最大2,900ラックを設置できる柔軟性を持ち、省電力の冷却システムを導入しており、PUE(電力使用効率)を1.32以下に抑えるよう設計されています。これにより、環境への配慮も強化されています。CTCは他のデータセンターサービスやクラウドサービスと連携して、顧客にワンストップでのサービス提供を行うことを目指しています。

さらに、将来的にはAI市場に向けた水冷対応の計画もあり、顧客のニーズに応じた新たなソリューションを提案する姿勢を示しています。また、海外市場への展開も進めており、アジア地域に新たなデータセンターを設立する計画があることも注目されます。

ビジネスで活用する方法・可能性

CTCが提供する新しいハウジング・コロケーションサービスは、企業にとってさまざまなビジネスチャンスを提供します。まず、生成AIやデータ分析を行う企業にとって、安定したITインフラと高性能な設備が整った背景は大きな魅力です。特にこのサービスは、高電力を消費するGPUやハイブリッドクラウド環境の構築に最適です。

次に、企業はこのサービスを利用することで、東京・横浜・神戸のデータセンターと相互接続することで、業務の効率を向上させることが可能になります。通信環境が高速で低遅延であるため、データの移行や分析が迅速に行えるため、競争力を維持する上でも大きなメリットがあります。

また、省エネルギーに配慮した設計も、企業のCSR(企業の社会的責任)活動に貢献できます。環境への配慮は、企業イメージを向上させる要素となり得るため、特にサステナビリティを重視する企業には大きな価値があります。

このサービスの活用により、企業は新たな技術革新を促進し、ビジネスモデルを進化させるチャンスを得ることができるかもしれません。さらに、CTCが新たに展開する国際的なサービスにアクセスできることで、グローバルな業務展開を支援する基盤が整います。以上のことから、このハウジング・コロケーションサービスは、AIやデータサイエンス分野の企業にとって不可欠な選択肢となっていくでしょう。

大阪エリアでハウジング・コロケーションサービスを提供開始高電力消費の機器設置や、複数拠点・クラウド間の相互接続が可能な環境を整備CTC2024年11月8日 10時08分0伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:新宮 達史、本社:東京都港区、略称:CTC)は、Digital Edge (Singapore) Holdings Pte. Ltd.(日本法人:デジタルエッジ・ジャパン合同会社、以下:デジタルエッジ)との協業により、大阪エリアでのハウジング・コロケーションサービスを開始します。本サービスは、GPU搭載サーバを含めた消費電力が高い機器の設置や拠点間の相互接続を可能とする環境である、デジタルエッジが大阪市内で運営するデータセンター「OSA1(オーエスエーワン)」を利用しており、生成AI基盤やハイブリッドクラウド、BCPなどでの活用が可能です。OSA1は、大阪市中央区に位置するデータセンターで、アクセスの利便性に加え、施設内に最大2,900ラックが設置可能な柔軟な拡張性が特長です。省電力の冷却設備を取り入れており、高電力消費で排熱量の多いGPU搭載サーバの収容にも対応しています。PUE※1が年間1.32以下になるように設計されており、エネルギー効率と環境に配慮した運用が特徴です。CTCは、2021年からデジタルエッジとデータセンタービジネスで協業を進めており、ITインフラへのニーズや課題の多様化に伴い、サービス拡充を図っています。

今回CTCが提供するハウジング・コロケーションサービスはOSA1を利用しており、CTCが東京・横浜・神戸で提供するデータセンターサービスやクラウドサービスとの相互接続が可能です。相互接続は、超高速、大容量、低遅延な通信環境で、最短2週間で専用線の開設が実現できます。拠点間の接続を通じて、ハイブリッドクラウド環境や生成AI・データ

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出典 PR TIMES